近隣工事に伴う家屋調査

このページでは、解体工事現場、建築工事現場などに隣接する建物、構造物について、当該工事で何らかの影響(地盤沈下、壁ひび割れ・扉建付け不良など)を受けたかを判断するために、工事前の建物などの調査についてご紹介いたしております。

 

近隣で建築・解体工事が始まり振動で扉の建付けが悪くなった、柱と壁に隙間ができたと現場の監督さんに伝えても今回の工事に起因するものか、以前からのものか、双方の主張があり、また証拠がないために解決に至るには難しいのが現状となっています。

 

このようなトラブルを回避する予防策として工事前の調査を行い、双方の判断材料となる調査報告書を作成させていただいております。

 

私どもでは、工事業者様、建物所有者様に対し第三者という中立な立場を保って、公正に調査を行い報告書を作成させていただいております。

工事近隣家屋調査内容

近隣家屋調査の内容は下記のとおりで、建物内部に立ち入り、写真撮影を行い調査報告書として交付させていただいております。

  • 家屋の全景
  • 外壁・内壁・天井の亀裂、隙間、破損、漏水跡など
  • 内外部のタイル部分の亀裂及び目地の状態
  • 建具の建付け状況
  • 柱、床などの傾斜測定
  • 基礎、土間部分の状況
  • 外構(塀、擁壁、門扉)の損傷および傾斜
  • 土間の亀裂及び隙間
  • その他、現在の家屋の状態
作業につきまして、現場ごとに作業内容は異なるため、現場に応じて必要な作業を選定し、費用、調査結果等の効率を検討、考慮させて頂いております。

工事近隣家屋調査費用、工期などについて

工事近隣家屋調査費用について
費用

1戸建住宅 1案件   
建物延床面積   100u程度まで  110,000円
建物の面積が10uを超えるごとに1万円(税別)の追加。
上記費用は、建物調査のみで、外溝ブロック、門扉、門柱、土間などの調査は含まれておりません。

 

遠方の場合、別棟に倉庫、車庫などがある場合には、
別途、費用を追加をさせていただくことがございます。
調査建物がマンション、アパート、店舗、倉庫等の場合には、お見積もりをさせていただいております。

所要時間 建物100u程度で、約2時間程度です。
必要書類等

建築確認申請書、平面図、立面図、矩計図、仕様書
基礎・床・屋根伏図、広告パンフレットなど
可能な限り多くの書類、図面のご用意をお願いいたします。
コピーで結構です。

お願い

建築・解体施行業者様のご依頼の場合には別途ご相談をさせていただいております。
入居者が様みえる場合は、事前に了解を必ず得てください。
キャンセルは、3日以上前までにご連絡をお願いいたします。

 

お申込みから完了まで

1、ご相談
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2、お見積もりの提示
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3、ご依頼
  ▼
4、業務申込書(契約書)の取交わし
  ▼
5、依頼者様より弊社へ図面等の送信
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6、弊社より日時、場所等最終確認のご連絡
  ▼
7、当日、現地建物調査を実施
  (費用、現地支払いの場合は費用のお支払い)
  ▼
8、報告書のお届け
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9、後払いの場合には、1週間以内にお願いいたします。

設計会社様、工事業者様等の積算業務について

設計会社様・工事業者様等の積算業務のご依頼につきましては下記をご覧ください
ご準備いただく資料

■調査物件の・・・
・住宅地図
・法務局備付公図
・土地・建物登記事項証明書
・建築確認通知書(副本)、建築図面等(平面図、立面図、矩計図、仕様書、基礎・床・屋根伏図等、コピーで結構です。)
上記資料をメールにてお送り下さい。

現地下見 上記資料をもとに、積算のための現地下見をさせて頂きます。
日数、費用

・現地下見をさせて頂いてから、3営業日でお見積もりを作成、メールでお送りさせていただきます。
・見積費用  建物1棟につき:5,500円(税込)

注意事項

・私どもとお取引のない設計会社様、工事業者様等につきまして、入札の予定価格の積算・お見積もり作成のみの業務は無償で行っておりません。
・予めご了承下さいますようお願い申し上げます。

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